タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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農業用水の代金


 記事によると、国家水資源局は、水資源法で義務付けられていることとして、農民からの水料金徴収については、その年第2作以降の灌漑にのみに課金するとしています。


 第1作については水の使用量を問わず無料とのこと、また同じ農業でも畜産業へは多寡によらず課金対象のようです。


 なお、乾季には水が不足するため、10.56ヘクタール以上の土地で農業を営む稲作農家に対しては、1作2作に関係なく課金されるようです。


 一般論でいうと、タイでは4月~5月の暑季から順次雨が降り出し、5月後半~が雨季になるので、このころから水田耕作が開始され、この時期には河川は水量が豊富であるため、農家へは無料で水が供給されるということなのだと思います。


 記事によれば、前記の1作目が無料、2作目以降は有料という制度は新しい規則のようで、
「新しい規則は、乾季に水をより適切に使用する方法について、タイの農民の慣行と認識を再形成するのに役立つ」としています。


 政府としては、なるべく雨季の開始に合わせて水耕耕作を開始して欲しい、、、ということなのかもしれません。


 タイの耕作サイクルですが、
① タイ北部の事例
 2月に訪れた北部低地東部は田植えのシーズンでした。
 同じ時、北部低地西部では河川に水はなく、田んぼは放置されたままでした。


② タイ東北部の事例
 2月頃、タイ東北部各地では収穫祭が行われ、ライステンプルという稲穂で作られた寺院が作られ場所もあります。ということは、少なくとも第1作目は4月以降に開始されると思われます。


③ タイ南部の事例
 3月に訪れたタイ南部パッタルンでは水田が広がっていました。なお南部は、モンスーン気候なので、一般的なタイの気候、、、寒季(乾期)と雨季のサイクルになっていません。