タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

出汁

 最近、買い物に行くたびに、大根を買って帰ります。


 実は、パタヤに来た当初も、大根は必ず買っていました。
 用途は「大根おろし」でした。


 大根おろしは実に簡単に生野菜を食べられる方法で、例えば、市場等でガイトート(鳥のから揚げ)を買って来て、大根おろしにポン酢等を掛けて合わせて食べれば、不足がちの野菜が取れ、和風総菜にすることが出来ました。


 Makro等には冷凍もののノルウェーサバの開きが売っていて、塩水に漬けて一夜干しにして、焼きサバとして食べるときも大根おろしは欠かせないものでした、、、


 おろし金が壊れかけたこともあり、大根おろしを食べなくなり、結果として、大根も縁遠くなりましたが、最近、醤油/酒/味醂/砂糖で味を調えた大根煮を連続して8~10本程、作っています。


 これはこれで美味なわけですが、大さじで醤油や酒などを個々に計って味付けするのも面倒だなと、web検索すると麺つゆ単品で大根煮ができるとのこと。


 ということで、上記では味の素の麺つゆと、大根2本を買ったわけです。


 調味料は麺つゆだけなので、調理はある面簡単になり、無事にレシピ通りの大根煮が完成したわけです、、、そして実食。


 まず第一の感想、
 「なんだこれは?」
 「ピリピリするぞ」
 「何でこんなに濃い味なんだ」


 東京で生まれ育った人間なので、濃い麺つゆは慣れているつもりですし、決して分量を間違えたわけではないんですけどね、、、


 しみじみ考えてみると、麺つゆといえば、ソバ、ウドン、そうめん、、、ですけど、タイに来てから食べていません。出汁を使った料理もあまり記憶にありません。


 出汁味を忘れてしまった感じです。


 タイにはタイで、魚醤系のナンプラー、豚肉/鳥肉エキスの調味料はあります。でも日本の出汁系の旨味とはちょっと違うのかもしれません。


 ただ、麺つゆ仕立ての大根煮は、もともと一日で食べる分量ではなく、タッパーに入れて冷蔵庫で保管しながら何日間かで食べましたが、だんだん慣れてくるもので、最初に感じた違和感は薄まりつつあります。でも旨味を感じているかというと、自信がありません。


 出汁を使わない食事をしている外国人が、日本のそばやうどんを食べたら同じような感覚になるのかもしれません。