タイ東北部の入り口となるナコンラチャシーマとタイ中部のサラブリの間は山が続き、現在のタイ国鉄東北線は2路線（従来線とバイパス線）がありますが、文中読むと高速鉄道専用にもう一路線、建設中のようです。

　タイ最長となる5.2㎞のトンネルが貫通したとのこと。
　現在の最長トンネルがタイ国鉄北線のクンターントンネルで延長が1362m、1918年完成ですので、トンネル延長の記録としてはほぼ100年ぶりに更新されたことになります。

　既設市街地の上を高架橋でまたぐ延長4.8㎞、最も高いところで地上高50m程度の高架橋の建設。

　タイの国鉄は過去、市街地を避けて建設され、その後、改良等を行っていますが、既往の鉄道敷き地の中で高架橋等を作っていますので、こんな感じで街の中に作られるのはあまり例がありません。

　それにしても、橋脚の前後を見ると、道路に面して家が並び、橋脚のところだけ家が無くなっているので、十分な敷地を取らずに新線を建設しているようです。

　ちなみに、我がパタヤを通るタイ国鉄東線も各地で何やら建設中なので、一連、見に行きたいと思っています。