タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行15 イーサンクメール遺跡を巡る ②

引き続き、初日12/24の旅の模様。
 経路としては山越えをしてイーサンへ。イーサンへの入り道、以前投稿した、「時速70㎞、カメラ落下」事件があり、ドキッとしましたが、とりあえずカメラは動きそうなので、そのまま旅を続けられました。
 初日、計画立案段階では、経路上の遺跡を見るだけで、今晩の宿泊地ナンロンに直行する予定でしたが、山を越えてイーサンに着いたときはまだ1時半過ぎ。ぐるっと回って、明日に立ち寄る予定をこなせば、明日の行程が楽になるはずと、パノムルン遺跡他へ。
 旅をして改めて気が付きましたが、宿を早朝出て、遺跡に朝到着すると、他に先駆けた、観光客が少ないなど、気分的にはよいものですが、太陽がまだ東から斜めに射している段階だと、赤色光が多いみたいで、写真的には赤茶けたあまり良い写真になりません。
 改めて、まとめる中、パノムルンの写真を見ていますが、昼過ぎなので、見たままの色合いになっています。

今日はほとんど、国道を走るだけの予定だったので、Googleマップを使わず、国道ごとの距離をトリップメーターに加算し、分岐点をチェックしただけでした。分岐点では曲がった先の国道番号が書いてあるので、チェックしながら分岐。ただ走るだけなら、これで十分ですね。

遺跡巡りはGoogleマップで。クリップでズレどめ。試走の結果、Ipadが左右にずれていく現象があり、これを抑制できれば長時間の使用に耐えられることが分かっていたので、このような仕儀。結果的には4つまでは必要ありません、、、日が経つうちに、一つ一つクリップは壊れたりしていきましたが、タブレットが落ちることはありませんでした。

プラサート・ノン・ホン 今回の旅、最初の遺跡 中学校に隣接しています。

プラサート・コック・ギイウ 黒っぽい石はラテライトです。表面がガサガサなので、もとは漆喰が塗られていたのかも。今は仏教寺院の中にあります

パノムルン遺跡(世界遺産申請中) 入り口で20B払うと、神殿背面までバイクで入っていけます。

入り口は二つあり、他方からだと、この正面階段を登ってくることになります。まあそれはそれで趣向としてはいいのですが、バイクが頂上にあるので、階段を下っていくのも変、ということで長い参道は上から見るだけ

死火山の頂上に神殿は建っています。
クメール朝は最初、ヒンズー教だったので、これはヒンズー寺院。途中、版図を最大にしたジャヤバルマン7世が仏教に改宗、その後、次の王はヒンズー教に戻ったりと、国内は宗教対立で弱体化したとも。

入り口上部の飾りを「まぐさ石」と言います。クメール遺跡では、凝ったまぐさ石が多く、鑑賞ポイントです。でも、細かい彫刻をするため、砂岩が選ばれるのですが、砂岩は風化に弱く、やがては元の砂粒に、

プラサート・ノン・ブア・ライ 石で作っているので、構造体として分厚く、中は狭いです。神官数人規模の寺院なんでしょうか。

プラサート・バン・ブー 下3分の1くらいが元々のもの、残りは質の悪い復元。
この遺跡は小学校の中にあり、学校の門から入り、先生に遺跡を見にきたとアピールして、見学。14世紀ごろの遺跡ですが、その頃は寺院だったのでしょうが、タイ化して仏教寺院になった時代もあるのでしょう、、、結局、何らか公的なスペースとして各時代生きてきて、今は小学校。
 今日見た遺跡は全てプラサートがついています。プラサートとは、タイ語で寺院のことです。