新竜王誕生確率
http://kishibetsu.com/kisenR/ryuou34R.html
将棋にはレーティングサイトというのがあって、各棋士の「レート」を計算しています。
サイトは3つほどありますが、私がよく見ているサイトのものを示しますと、
藤井三冠のレートは2073、豊島竜王のレートは1934。
レート差から対局した時のそれぞれの期待勝率が計算でき、
藤井豊島の対局だと、豊島竜王の期待勝率は31%、藤井三冠のは69%。
竜王戦は7番勝負で対局が行われ4勝先勝で次の竜王が決まります。
現時点で藤井三冠が3連勝していて、豊島竜王はまだ勝ちがありません。
藤井三冠は第4~7局で1回勝てば竜王になれますが、豊島竜王は4連勝しないとだめです。
レートは勝ち負けで変動し、未来永劫、期待勝率が固定されることはありませんが、
仮に残りの竜王戦7番勝負の期待勝率を前記のもので固定したとすると、
豊島竜王が4連勝する確率は、0.31の4乗、すなわち0.0081,%だと0.81%になります。
実際には豊島竜王が第4局、第5局と勝つことによりレート差は縮まり確率も上がるので、
それらを考慮すると、豊島竜王のタイトル防衛確率は0.92%となります。
およそ1%の確率で豊島竜王はタイトルを防衛することが出来、
藤井三冠は99%の確率で新竜王になるという計算結果です。
非情な計算結果ではあります。
竜王戦のタイトル戦は、各々持ち時間8時間、2日制。
朝9時に始まり、昼に1時間の休憩、初日午後6時に封じ手。
翌日、朝9時に封じ手開封、昼食休憩1時間であとはノンストップ。
10/30-31で行われれた第3局は、93手、藤井三冠の3四香車で豊島竜王の投了。
終局は18時10分でした。
対局を見る方としてはPCの前に座って作業をしながら、横目でTVを見るだけですけど、
対局者は大変ですよね、、、
第4局は11/12-13、山口宇部での対局になりますが、
ご両人体調万全で、悔いのない対局をしてもらえれば、、、と。

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