宿からの景色
今回の旅で、初日から3泊した宿からの風景。
逆光気味なので手前が暗くなってしまいましたが、樹木は熱帯のもの。
手前に見えるのは隣の宿屋でバンガロー風な建物が並びます。
正面の山に、街の名前を冠する寺院があります。遠くからも見えなかなか立派なお寺です
ちょうど西側に位置していて、夕日はこの寺院の方に沈みます
仏塔が二基並んでいます、、、タイだとあまり例がないというか時代が違えばありますが、
見た目新しそうな寺院であり、そこに違う形式の仏塔が2基並ぶという風景は珍しいです
近くなので立ち寄ってみましたが二つの仏塔をちょうどよく収めるアングルがありません
フォトジェニックじゃないなあ、、、参詣客は、多分、日本の田舎のお寺よりおおいです。
でも見ていると、仏塔を写真に収める人は少ない感じがします。
本堂の壁は「黒檀?」風に仕上げてあり、北タイの伝統的な様式です、、、
屋根が多層になっていますが、これはあまり類例がありません。
ここはラオスから20㎞ほどのところなので、ラオス風なのか?
タイはラオスから独立するような形で成立した国で文化はラオスの影響を受けています。
∵ タイの古都、チェンマイ。チェンマイは「新しい町」という意。
ラオスから侵攻した人たち(移動してきた人たち)が作った街です。
細かい彫刻が施されています。
アユタヤとかスコータイでは見られません。チェンマイ辺りでしか見られない装飾です
もしかしたら、アユタヤもこんな装飾が施された寺院があったのかもしれませんが
ビルマとの戦争で街を破壊されたので、北タイに来ないとみられないものです。
ちなみに柱はハリボテです。
今に生きる人がタンブンして、こういう豪華な装飾を持つ大きな新しい寺院ができます。
来世に良い形で生まれ変わりたいと、タイ人は真剣に思い寺院に喜捨します。
それは否定しませんが、そういったお金が寺院ではなく孤児院なり病院なり学校に
寄付され、今に生きる今後のタイを作る人たちに施されたら、
タイはもっと良い国になるんですけどね。
もちろんこういった寺院が、タイの文化の一部となって、豊かなタイになるんだ、
という思いもあるんですけどね、その配分が難しいところではあります
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