Ruksame Bridge 再訪
500㎞を19時間掛けて移動するという些か無謀な鳥見行の一コマ
隣県ラヨーンのマングローブ林研究センターに立ち寄ったところ、
ここはティー・タムガーンだと。直訳すると「仕事場」で一般開放×のようです。
事務所隣接のコーヒーショップ女性が来て、GPSを出せ、、、と。
代替えの場所を紹介するとのこと。「サパン、、、」というのが聞き取れたので、
「サパン・ラクサメーか?」と聞き返すと、チャイチャイ(そうそう)。
สะพาน、サパンは「橋」という意味です。
今回改めて訳出しましたが、サパン・ラクサメーって「蟹を愛する橋」とでもいう意味。
Prasae川というタイでも有数のバードウォッチングの場所があって、
この地域の主産業は蟹の養殖。Prasae川の中州に入る唯一の経路がこの橋梁。
中州はマングローブ林を巡る遊歩道があり、鳥も見られますが蟹の生態も観察できます。
地元の人にとって見れば、野鳥観察より、飯のタネになる蟹の方が重要のようです。
Prasae川を渡る橋。
側径間は吊り橋(一部斜吊り併用)、中央径間(支間長30m)は斜張橋形式という橋。
この橋については、前回訪問時に詳述。
帰宅して写真を見ながらつらつら考えるに、確かにこの橋はサパン・ラクサメーですが、
地元の方の意識としては、以下の木道橋も含めての橋の名前なのだと思い直しました。
中州には全長で1㎞ほどの木道橋が設置されています。
干満の差があり、前回来た時から比べ1m程、水面が上昇しています。
両側に水面があるところは、支柱だけなく横桟が欲しいところではあります。
自然優先なので。
板幅をみると不揃いなので、部材はちゃんとした工業製品という感じではなさそうです。
湿気の多いところなので経年劣化は激しいようです。
橋を歩いていると、トンテントンテンという音。鳥が逃げるでしょうに、、、
こういう木道橋の良いところは、地元の方が随時、地元の材料で手入れできるところ。
日本だと、予算を立て、業者を呼んで、、、となるのでしょうけど。
Eurasian whimbrel (チュウシャクシギ)
中笏鴫とでも漢訳するのでしょうか。嘴の長さで種類が分かれます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。