アユタヤ→ナコンサワン
今朝6時50分発。駐車場のカギが閉まっていたので10分ほど遅延。
今日は、アユタヤ、アントン、チャイニャット、ウタイタニ、ナコンサワンと県をたどっていきます。タイ国内の北上ルートのほとんど、国鉄も道路もチャオプラヤ左岸側に集中しており、今日の行程のほとんどはチャオプラヤ右岸側を北上するので、いたってローカルな道路、交通量の少ない道を通ります。
アユタヤの前王朝は北に位置するスコータイで、アユタヤへは南下する形で文化が伝わったようで、その道筋に、アユタヤ王朝期の仏塔が残っていて、今日はこれを訪ねる旅です。
木に乗っ取られた寺院 裏表4本の木が壁にへばりついています
仏様の光背の後ろに木造の屋根材の残骸が見えます。もともと、屋根で覆われていたものに、木が覆いかぶさったという時系列?
仏典はタイ語で書かれているようで、多分、パーリー語の原点をタイ文字に音訳したものではないかと、思われます。つっかえ棒がたくさん入っていますが、この寺院が経てきた歴史には興味があります。
建立以来、寺院として使い続けられてきてこうなったのか、一時的に廃寺となって、その後、再度、寺として使われるようになったのか?木の根は、レンガの壁の中を貫通しているようです。
扉の開口部がありますが、根の一部が切断されているのですよね。仮にずっと使われていたのなら、扉の部分は最低限、木はこまめに切断されていたはずと思いますが、見ると径10㎝程度の根が切断されています。
10年~数十年、寺は放棄されていたのではないかと思います、、、でもまあ、今だったら、味わいがある風景ですが、普通だったら、こんな状態の廃寺は再利用しないですよね
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