カワセミの撮影をして
城跡で撮影したカワセミです。良くも悪くも、今の撮影の実力を示した作品です。
ネットで「カワセミ」検索すると、まあとにかく、微細なカワセミの羽を撮影した
見事な写真がたくさん出てきます。カワセミは鳥撮影家を惹きつける対象です。
一つには小さい、二つには羽根の色合いが見事、三つには魚を狩る、、、
上記写真は距離が遠い、レンズが暗い、手持ち撮影という課題があります。
これらは撮影をしているときにも承知しており、いつもは1/250秒で撮影するのを、
1/100秒にしてレンズの暗さを補っています。手振れの影響が大きくなるため、
写真に写っている手すりに肘を載せて撮影しています。
カワセミは止まっているときは動きの少ない鳥なので、
シャッター速度を落とすことは有効な撮影手法ではあります。
ただし距離はいかんともしがたく、10m以上は離れています。
結果として小さな姿でしか写せないため、トリミングを行って、すなわち、
小さな画像を無理やり引き延ばしているので、粒子が乱れるという悪循環も。
①距離の遠さを克服
ハイドと呼ばれる一人用の迷彩色テントを設置し、カワセミに恐怖心を抱かせないように
接近して、至近距離から撮影する
②レンズの暗さを克服する
明るい単焦点超望遠レンズを用いる
③手持ち撮影を克服
撮影者によっては1/30秒程度で撮影する人もいるようです。手振れを抑えるため、
しっかりとした三脚に据えて撮影する必要があります
実際、上記のようにしてカワセミを撮影している人は多く、さらに現像アプリを使って、
羽が際立つ作品に仕上げています。
私は鳥撮影を始めてまだ3年弱。もともと朝の散歩、朝のゴルフ、朝の鳥見と、
運動不足を解消するために野山を歩く中で鳥の撮影があるというバードウォッチング
なので、重機材を持ち運ぶつもりはさらさらありませんし、一か所に腰を落ち着かせて
鳥を撮るのも趣旨に反します。
となると、カワセミの写真もこの程度が限界? もちろん、もうちょっと近くに寄って、
撮影する努力はするべきだったのかな、、、とは思います。
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