タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

人の移動/ウィルス拡散

タイ北部に旅行する際、いつも利用するバンコク第2バスターミナル、別名モーチットターミナルに80000人が押し掛けたとのこと。
 一つにはバンコクで商業活動が制限されたので、店員のタイ人たちが地元に帰ろうとしたこと。
 もう一つとしてバンコク周辺でタイ人の嫌がる下層の仕事をしていた隣国人たちが、同様に仕事を失って自分の国に帰ろうとしたこと、合わせてミャンマー/ラオス/カンボジアの陸路国境閉鎖が決定されたこと。
 当然のことながら通常ダイヤのバス運行では対処できず、国営バス会社は政府に願い出て臨時便を出すとのこと。バスは多分余っているのでしょう、、、外国人観光客用に使用していた観光バスが使われずに置き場所に困っているくらいでしたから。
 結局、3/22(日)の深夜には大方の人数がバンコクを後にできるとのこと。

 政府はcovid-19の拡散を防ぐため、極力、移動をしないでほしいと、当初から呼びかけていましたが、現実問題として、職が無くなれば諸物価の高いバンコクにいるより、家賃はタダで物価の安いそれぞれの地元に帰ろうとするのは人情。外国人であればなおさらのこと。これでウィルスの拡散は加速度的に増大することでしょう。
 一部情報に軍隊を動員して、ターミナル/駅にて人の移動を抑えるとの発言もありましたが、金を持たない職を失った人たちが首都に居残る社会不安との天秤で、そういった人たちを地元に返すことを選択したのでしょうが、良かったのかどうか。

現在、covid-19は37県/77県の広がり、感染者数は599人。ただし、3/22発表で増えたのは188人。対前日比、46%の伸び、急激な上昇です。首都バンコクから流れ出る人たちを止めても無駄なくらい、もうウィルスは各地に広がっているのだと思われます。

ちなみに、国境はこんな感じ。ここはメーソット(ミャンマー国境)の状況。通達によれば3/23(本日)から国境閉鎖なので、上記、モーチットを3/22の晩に出た人たちは、バンコクを出られることができても、国境際で足止めされることになります。でもその辺は融通があるのでは、とのこと。ちなみにミャンマー国境は狭くて浅い川が国境なので、皆さん手を繋いで川を歩いて渡って帰っているようです。
 また出る人もいれば、自分たちの国よりは賃金のよいタイに行きたいという人たちもいるようで、国境際の街のホテルは満杯とのこと。


+++++以下補足++++

機械翻訳なので心もとないですが、メーソット(ミャンマー国境)では3000人のミャンマー人が夜を徹して閉鎖された国境が開くのを待った、、、とのことで、暫定的に国境オープン。 無事に本国に戻れるようです。