小型のメシエ天体の見え方
今回購入した中型の望遠鏡FRA400と天体用カメラPlayerOne Neptune CⅡで、小型のメシエ天体がどう見えるかを確認したもの。
M1 かに星雲 超新星爆発の残骸です。
メシエカタログ1番目ですが視直径8秒というカタログの中では小さいほうの星雲
M27 ダンベル星雲
惑星状星雲とよばれるもので中心星からの放射光で周辺のガスが照らされたもの
今回、QBPフィルターというものを購入しており、これを使うと東京の空でもよく見える
とのこと、、、パタヤでもと期待しているところ。
M57 こと座のリング状星雲
メシエカタログの中ではこれが一番小さそうな星雲。
本来ならもうちょっと倍率を上げたいところ(=より長い焦点距離が必要)。
本当はこんな感じで見えるはず。
小型の天体を見るには2つの手法があり、オーソドックスな方法は長焦点の望遠鏡を用い
ること。焦点距離を長くすると暗くなるので、望遠鏡の口径を大きくすることが肝要。
もう一つの方法は、カメラのセンサーサイズを小さくすること。今回購入したPlayerOne
Neptune CⅡというカメラのセンサーは1/1.8サイズで、結果的にこの手法で小型メシエ天体
を見ていることになります。
長焦点/大口径の望遠鏡にすると、一般に重くなるため今回調達した経緯台の耐荷力を越
えてしまうことと、そしてお値段手ごろの天体カメラを選択した折衷案が、今回の機材構成
ということになります。
今回調達した機材が私の手に入るのは、1か月後くらいなのですが、現時点でもう、夏ごろの一時帰国で何を調達するか、考えているところです。
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