タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

こうなる前に

PattayaOne紙が報じたところによると、「ロシアに帰りたいのだけど、何とかしてくれ」と、ロシア大使館に15000名もの在タイ・ロシア人からの請願が出されているようで、この数は順次増えているとのこと。15000人の中には、帰国の費用がない者も含まれているようです。大使館は本国のタスクフォースに内容を送付し、早急に結論を出すとのこと。
 実際のところ、現時点でバンコク→モスクワの便は運行されていて、今週末にも「空席あり」なので、フェイクニュースの一種なのか、日本円で7万円程度する航空券が買えない人ばかりなのか、単なる甘えなのか、不明なところです。

「ロシアはタイから市民を退避させ始める」
この写真が本文とどう関係しているかは不明です。


 これは、オーストラリアにワーキングホリデー(滞在資金を現地にて就労することで確保する、若者だけに認められたビザ)で、オーストラリアに滞在している日本の若者に、在オーストラリア大使館が発出した助言?忠告?警告?のメールです。
 多分、対象の若者たちがオーストラリアに到着したころ、covid-19など全くなく、現地にて英語の勉強をしつつ、ちゃんと就労ができ、何とかやっていける目途があったのでしょう。
 でも状況が変わり、就労していた仕事がキャンセルされたり、他の仕事も探せなかったりしていて、現時点で日本への帰国便が減便になる中、ウィルスにり患する恐れもどんどん増してきているので、「帰れるとき早く帰るべき」というのがメールの内容です。


 タイにはワーキングホリデーの制度がありませんが、ビザを継ぎ接ぎして、タイにとどまっている日本の若者がまだまだたくさんいます。欧州の国の中には、イギリスやドイツのように、ビザ延長に協力する在タイ大使館もあるようですが、日本大使館にはそういう動きはありません。

今日入ってきたニュースとして、4人の中国人が、北部ターク県から国境の川を船で渡ってミャンマー側に密出国しようとして逮捕されたというものです。


 日本大使館のビザ延長を助けてくれないという仕事ぶりは、一見、非情、お役所仕事的に見えますが、客観的に見て、タイに滞在しているより、日本に帰った方が、安心安全であることは疑いありません。仮にこの状況が半年続いて、旅費が底を尽き、最後の最後、破れかぶれになって、上記中国人みたいな振る舞いが発生することを、恐れるばかりです。