タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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首相が仏教庁に僧侶を厳しく統括するよう指示

 タイの政府機構には、仏教僧を統括する仏教庁(定訳ではないかもしれません)なるもの
があり、首相は仏教庁に対して、最近目立つ仏教僧のスキャンダルの発生に関連して、
仏教僧侶たちが厳しい規律/戒律を守るように指示したとのこと。


 首相指示では、
 僧侶の主な義務は、仏教の教えを維持し、広めることと、仏教の教義を研究することで
あり、仏僧がしていることは何でも、悟りを達成するための善のための行為である「梵行」
の仏教の原則を無視してはならない。


 各県の仏教委員会と緊密に連携して僧侶の行動と規律を監視し、一般の人々の間で宗教的
な信頼と信仰を取り戻し、タイ仏教を再び繁栄させるように、とのこと。


 日本だった「政教分離」とか、「信仰の自由」とか、いろいろと問題となりそうな首相の
指示ですが、タイでは、
・サンガ法という法律で僧侶たちが集う寺院(サンガ)を管理している
 寺院を介して僧侶たちを登録し管理している
・王立寺院が各県各地に設立されている
 国庫から相当額の予算が分配されている


 これに関して、「宗教弾圧」とか、「迫害」という論調は、全くありません。


 タイにはイスラム寺院やキリスト教教会はありますが、これら宗教は対象外のようです。