ワットカオタベークの上の橋
ワットカオタベークには二つの山があり、その山を結ぶ二つの橋(上の橋と下の橋)があり、今回はこの二つの橋を見る予定。
画面左に主峰があり山頂部に本殿があります。
画面右に見えているのが大仏座像(建設中)で、「上の橋」は本殿の山から大仏への参詣道となります。
タイによくある「透明橋」
私の把握しているだけでもタイ全土で10橋以上あります。
ここ数年でどの橋もできています。
A点からB点に移動するための橋と、展望台と大きく分かれ、ここは参詣道の一部になっているので、まあ「橋」なんでしょうね。
橋のたもとで一人40バーツ支払ってプラスチックカードを受取り、橋の入り口でカードを渡して無事橋面へ。
橋面を渡る人は、布製のオーバーシューズを履きます。
樹脂製と思われる透明版は強度自体あるのでしょうが、皆さん歩くのは桟の上になってしまいます。
ちなみに私はタイの技術を信じていないので、両脇の縞鋼板の上を手すりを持ちながら歩きました。
透明版は橋の半分で、大仏側半分は縞鋼板の全面張り
橋の両側の眺望は絶景/タイの繁栄と自然の美しさを堪能できますが、透明版のところではどうしても下に目が行きがちなので、安心して外側を見られる区間があるのも悪くない設計です。
入り口の注意書きには1㎡あたり4人までとなっていて、一人75㎏とすれば300㎏/㎡
群衆荷重としてはまあそこそこなんでしょうが、多分、透明版の支持材はこの荷重で設計されているにしろ、橋梁全体に群衆が満載したらどうかな、、、あるいは夕日や日の出などの時に群衆が偏載したら、、、
ちなみに私が訪れたのは日曜日の朝早い時間であり、上の橋から降りてきて下の橋の入り口辺りまで戻った段階で、大勢の参詣客が橋のほうに歩いて行っていました。
橋の入場料として40バーツをとるのは寺院側としても心苦しいのか、40バーツ徴収の理由を掲げていました
・真鍮製の仏像を建設するための費用
・清掃と運営に携わる従業員2名の賃金
・橋面保護のオーバーシューズの洗濯代
・橋梁構造物の維持管理費
この4項目って費用の大小が全然違うと思うのですけどね。
タイ人としてはこれで腹落ちするのでしょうか、、、
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。