タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

首相の演説(4月1日)

前回の首相演説は3/25、この時の演説内容はほとんど中身無く、covid-19でいろいろ国民生活に規制を掛けるからよろしく、、、といったものでした。


 それから1週間たって月も変わり、最初3月末と言われた諸規制も4月末まで延長され、ごく僅かな例外を除く海外からの渡航者遮断、陸路国境の閉鎖、各県境での健康チェック、外出自粛勧告など全国レベルでの規制が立て続けに出され、これとは別に、各県ごと、首都バンコク、パタヤ含む近隣県、チェンマイ県などで娯楽施設の閉鎖、商業施設規制がなされ、さらに県ごとでの他県への移動禁止など、規制がどんどんグレードアップし、規制を受ける地域も拡大しつつあります。


 本日4/1、プラユット首相の演説があり、

・このまま感染拡大が続けば、非常事態宣言を3か月間延長しなければならない
・内務省と関係省庁にさらに権限を与え、
  感染者が多い県に対して県外への移動禁止を課す
  酒類販売・娯楽施設・ギャンブル等の停止禁止を課す
とのこと。


 タイ全土は77県に分かれていますが、県知事に当たる役職は中央から派遣された役人で、内務省からの指示を実施していくわけですが、推察するに、日本と同じように上にお伺いを立て、下に指示する現状なのだと思います。
 地方には地方の特有の事情があり、パタヤでの例を見ても、最初、バッと網をかけ、何度も微調整が続きました。多分、中央の指示をそのまま地元に下ろして最初は行うものの、様々な例外や判断の難しい事象が発生するのでしょう。
 これをいちいち、中央関係省庁や内務省まで伺いを立て、内務省は内務省でいろいろ利権が絡むので、さらに上の首相府あたりまでご意見伺いをしているのでは、時間だけ過ぎ、中央政府もオーバーフローするので、権限の委譲をするから、県は県でやってくれ、という趣旨?


 今日の首相の演説内容から判断すると、パタヤだけでいうと、あとは「県外移動禁止」程度が上増しで課される程度かな?と、一安心しました。
 いつまで続くかは、タイだけではなくて近隣諸国等との関係もありますから、気長に待つしかなさそうです。