大麻解禁その後
新しいバンコク都知事が、学校を「大麻フリー」にすると提案。
学校から大麻を排除する、という意味です。
学校とはなにか?が不明ですが、記事では子供と学生とあるので、小中から大学くらい
までを想定しているようです。
タイだと、子供がタバコを吸っているところを見たことがありますが、「カッコつけ」
というか「背伸び」で従前からタバコを吸っていたのでしょうし、それが大麻解禁で大麻
そのものが身近なものになり、そのままいわゆる薬物系にいくのではと、懸念しているようです。
タイは麻薬/薬物系が一般に蔓延しており、深夜営業をしているレストラン等に警察が立
ち入り検査に入ると、客の過半で薬物陽性反応が出るという状況で、この中には多くの
未成年者が含まれます。
火事になってから水桶を用意する感じですが、やらないよりいいのでしょう。
大麻解禁になってから、1名が死亡、他数名が病院で治療を受けているとの報。
一部の国民からは歓迎されている大麻解禁ですが、疲労回復などの意味不明な効能も広く
流布されているので、今まで服用したことのない人が過度に摂取するなどすると、死に至る
人も出てくるわけですね。
ということで、遅ればせながら公衆保健省が、「娯楽のために大麻を使用することを制限する規制案を提案するとのこと。
草案では、個人の健康と社会を脅かす可能性のある植物の誤用を防ぐために、娯楽目的で
個人および企業が大麻等を所有することを制限するようです。
大麻を吸ってラリッてはダメだということです。
大麻解禁の旗振り役である同省大臣は、多くの人が正しい利用の方法をしており、その限りにおいては大麻使用は問題ない、、、と発言。
ただし現状、大麻をどう利用すべきか、どのように使用してはならないかは、全く規制
あるいは指針がなく、娯楽のための使用も禁止されていない状況ではあります。
大麻、、、どうなるのでしょう。
私自身は、タバコも吸わない人なので、どうでもいいことですが、
タイが大麻解禁になったということで、成田羽田での荷物検査が面倒になり、無駄な時間
が増えるのは嫌だなと思っています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。