知らずに騙される
Youtubeにワーグナーの楽劇/オペラ集をまとめたものがあり、
Youtubeにありがちな、勝手にレコード等から音源を無断借用しているものでなく、
カラヤン、ショルティなどの名演の再録投稿について許可を受けたもののようです。
全20曲が入っていて、全体で3時間強の演奏時間。
作業をするときのバックグラウンド音楽としては、なかなか良くて、このところ毎日、
聞いています。
演目はお馴染みのトリスタンとイゾルデから始まり、ワルキューレの騎行、ローエングリーンと続き、聞きなれない曲もありながらの3時間です。
最後の曲「Rule Britannia」はどう見ても英国についての音楽で、ワーグナーが活動した
ころのドイツ皇帝はイギリス女王エリザベス一世の長女の子供なので、独英蜜月時代
だから、ワーグナーが英国を称える音楽を作ったのかな、、、と当初は思っていました。
ただしよく調べると、この曲には歌詞があり、「イギリスを擬人化した女神ブリタニアが
世界を支配する」という意味らしく、そんな曲をワーグナーが作るわけないだろうと調べる
と作曲は1740年、ワーグナーが生まれる50年以上前のもの。wikiにはBritish Patriotic Song
とあります。
投稿者は英国人or英国びいきで、英国の愛国歌を広く広めたいという一心、悪気はないのかもしれませんが、、、どうも「騙されていた」と感じてしまします。
別に英国が嫌いなわけでも、巻末の曲が悪いわけでもありませんが、動画の最後の曲になると、最初に戻してしまいます。
The Best Song Of Richard Wagner || Richard Wagne Top Hit Collection
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