バリ島遠征機材
天体観望をパタヤで再開したいと思ったとき、ぜひ見たいと思ったのが大マゼラン雲。
ただよく調べると、パタヤ緯度は北緯13度で、大マゼラン雲が最も高い位置に上がった
としても高度7度。街の明るさもあり、見えないことはないけど、、、という状況。
パタヤと同緯度帯、自動車で数時間の距離だと、空が暗いカンボジア国境辺りまで遠征
して、見るしかないかなと思っています。
では、雨季のパタヤを脱出して乾季の南半球まで行ったらどうかと考えると、バリ島辺り
が手ごろ。ただし大マゼラン雲は冬の天体(見ごろは10-2月)であり、7月だと夜明け頃に
ようやく空に昇ってくる程度。
実際のところはパタヤが雨季真っ盛りの9月頃だとバリ島はまだ乾季で、夜明け前に
そこそこの高度に昇っているので、行くならこのころかなと思っています。
大マゼラン雲は巨大な天体なので、望遠鏡で見ても写野に入りきれないので、
・焦点距離の短いレンズ(明るいレンズ)
・センサーサイズの大きなカメラ
が必要となります。
そして、天体は時間とともに移動するので、それを追尾できる機構が必要となります。
最初考えたのは、鳥用カメラとしては明るい部類のSony純正100-400㎜を使う案
これは従前から電視観望用に使用していた焦点距離180㎜の小型望遠鏡です。
6月の一時帰国でTアダプタというカメラに直結できる部品を購入して取付けたもの。
Fが4.5で、Sony純正より明るい鏡筒です。
これが従前の手持ち機材を組合わせた、大マゼラン雲撮影機材です。
ポータブル赤道儀に長焦点の望遠レンズを載せたものです。
まあ一応形にはなっていますが、Sony純正レンズはレンズ本体で1.4㎏あり、
トップヘビーで安定感がありません。
電視観望用鏡筒を取付けたもの。鏡筒だけで400gほどで、前案より約1㎏軽減。
これだと華奢な架台でもOKかなと、、、。
バリ島での星空探訪の概略時間割として、夜の前半は自動導入機材で電視観望をして、
その後、夜明け前に昇って来る大マゼラン雲を撮影するというものになるので、撮影機材は
なるべくコンパクトな方がよく、この辺りをベースに考えていきたいと思っています。
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