今日の星見
天文薄明があるので大体、午後7時半になった段階で、観望をスタートします。
この時点で午後6時半。まあ普通なら、観望できると思いますよね、、、、
実際は、午後7時半で雲がさらに出てきて、午後8時で観望断念。
ただし、午後11時半起き出して空を見たところ、まずまずだったので久しぶりに電視観望
のセッティングをして、午前1時半まで観望。
電視観望と言っても、この程度。
用意した段階では星図から見るべき対象を拾って、スマホで名称をインプットしてみよう
と思いました、、、ただし、暗いのと字が小さいので、結局、ノートに書き写して対応。
ただし、全面的に空が晴れているわけではないので、晴れているところを探して星を
観ていくので、星図は必要のようです。
実はこの段階で致命的な資材不足が発覚。
この時点で望遠鏡についているカメラは従来のカメラ。
画像の送信と給電はUSBケーブルで行われています。
6月帰国で購入したマイクロフォーサーズCMOSはマイナス10℃まで冷却できるカメラ
で、電源コードは別途必要であったため、amazonで購入してタイに持ち帰りましたが、
どうもアンペアが小さいらしく作動しません。同規格の自動追尾経緯台の電源コードを差し込むとちゃんと動くので、ツッコムで買うしかないですね。
次なる不具合は鏡筒の回転が出来なかったことです。
ファインダーを今回から別途付けていますが、鏡筒がこの向きだとファインダーを覗けるのですが、鏡筒を違う方向に動かすと、ファインダーが鏡筒の下側に来てしまい、覗くのが難しくなります。この場合、鏡筒バンドを緩めて鏡筒を回転させる必要があるのですが、
別途取付けた部材が干渉して現状のままでは回転できませんでした。
これは部材を組み直せばいいのですが、暗い中で作業は出来ず、これは明日の作業に。
ピント合わせ用のバーティノフマスクを初めて使用。
マスクをレンズの前に付けて、マスクに入れた細い隙間を通して明るい恒星を覗くと、
干渉縞が出来ます。干渉縞が左右対称になるとピントが合うという仕組みです。
実際に、素通しで見るとピントに幅があり、どこが本当のピント位置かわかりません。
左の写真だと、左右対称にはもうちょっとですが、はるかにピントは合わせやすくなります。
今日の電視観望はバーティノフマスクの効能を確認した段階で終了。
あとは双眼鏡でひたすら観望。
つくづく、前回の一時帰国で双眼鏡を購入してよかったと思います。
機材不調など実際はよくある話なので、機材が調子悪いので観望中止とならないだけで
も、選択は吉でした。
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