キンジェーフェスティバル ナクルア
キンジェーフェスティバルが、今日からナクルアのサワンボリボーンで始まるとのこと。
ナクルアはわかっても、サワンボリボーンの位置がわかりません。
サワンボリボーンは、漢字で書くと明満となり、パタヤでは慈善団体として有名で、パタヤの救急車のほとんどが明満財団のものです。
まあとにかく、ナクルアに行けばいいのだろうと、雨雲が遠のいたお昼過ぎにバイクでナクルアへ。
パタヤ中心部から北に5.5㎞のところにナクルアの街があります。
歴史的にはパタヤより古い街で、パタヤの属するバンラムーン郡の郡役所、郡病院もナクルアにあります。
ナクルアの道路には横断幕が掲げられており、まあ何となく、この近くでフェスティバルをやっているのだろうと、ちょっと歩くと、、、
まあこれでしょう、、、というアーケード。
何となく閑散とした感じですが、ここはホンの入り口で、奥の方はちょうどお昼時間なのでキンジェーで混んでいました。
キンジェー、キンは食べる、ジェーは「齋」。日本語に訳すと「菜食」
肉を避けて菜食で身を清浄にしようというもの。
タイ風のブッカケ料理屋が並んでおり、いつもと違うのが、各トレーに入っているものが、豚鳥系の肉や出汁が入っていない野菜料理/大豆料理が中心であるということ。
昨年はキンジェーを買って食べましたが、
・普段の惣菜より高い
・油とか豚鳥が入っていないので美味くない、、、ぶっちゃけ不味い
ということで、今年は見るだけ。
左は日本でいう豆腐の厚揚げですが、要はこういうものが肉の代わりに入った料理になります。
栗は確かに菜食ではありますけどね、、、
明満財団の入り口。中華系の仏教寺院です。
背後には広大な中国式墓地(亀甲墓)があります。
タイの中部~東部のタイランド湾岸部は中国の潮州(台湾の対岸)あたりからの海上移民が多く住んでいて、中国人としてのアイデンティティを大切にしています。
タイには文化的にも大きく影響を残しており、いくつもの潮州語(広東語の方言)がタイ語として使われています。
その人たちからのタンブンで成り立っている慈善団体が併設されています。
写真が財団の本部です。
この明満がパタヤだけのものなのか、チョンブリ県内なのか、あるいはタイ全土にネットワークがあるのかは不明ですが、少なくとも同様の組織がタイ各地にあることは、私自身確認してます。
ずらりと並ぶワゴンタイプの救急車。
病院への搬送や事故現場での応急措置も行います、、、日本的にいえば緊急救命士。
救命士だから白い制服というのもあるかもしれませんが、この財団のユニフォームが白のようで、先ほどのフェスティバルも白い装束の人で溢れています。
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