タイ北部はもうすぐ観光シーズン入り
インド洋に「L」があり、フィリピン上空に台風があり、経度に沿って低気圧の赤い移動帯が示されています。
この赤い移動帯は北の高気圧の勢力が強ければ赤道方向に押し下げられ、弱まればラオス方面に引き戻ります。
今日、9/26の状況を見ると、最近では最も赤道に近い位置にあり、緯度的に見ればバンコクの辺りまで下がってきています。結果としてパタヤは朝から雨模様です。
天気図で「H」高気圧の勢力下では雨雲が消えています。
今日、日本の天気図を見ると、北の高気圧が張り出し、列島に沿う寒冷前線は無くなり、列島各地で晴れ間がのぞいているようですが、基本的に同じメカニズムですね。
また、台風の影響範囲では強い雨が降っていることがわかります。
赤い低気圧移動帯がバンコク辺りにあるとはいえ、その前後には雨雲があるので、タイ中部~タイ東北部で幅広く降雨があります。
昨年の雨季明けは11/2、一昨日は10/22でした。
ですからまだ1か月程度は雨季が続くわけですが、南北に長いタイ全土で同じ雨季明けの日付としているため、当然、タイ北部の方が先に実質上の雨季明けになります。
今日の雨雲の状況を見ると、ベトナムだとハノイなど北部、ラオスだとルアンプラバン付近は雨季明けになっていて、タイ北部にはまだ若干雨雲が残りますが、実質チェンライ辺りは高気圧圏内で、雨が少なくなっていることがわかります。
タイ全土的には雨季ですが、10月になれば、タイ北部は実質的な雨季明けになり、観光シーズン入りになりそうです。
次回の日本一時帰国で天文機材が復活するため、たまりにたまったフラストレーションを解消すべく、タイ北部まで星見&鳥見の遠征でもしようかと思っているところではあります
ちなみにこれが、台風16号「Noru」の予想。タイ全土的には雨季明けも見えてきましたが、直近では大荒れの予報ではあります。28日ごろから影響が出始め、29日が本番のようです。
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