タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ首相復活

 タイのプラユット首相は、憲法で定められる8年の任期が終わったと主張する野党からの告訴に基づいて、暫定的に首相の任を解かれ、併任していた国防相として内閣に残り、この間、副首相のプラウィット氏が首相代行の職にありましたが、9/30に憲法裁判所の判決が出ました。


 野党は憲法で定められる首相の任期は8年であり、プラユット首相はクーデターで首相となった時点から8年経ったので首相としての任期は終了した、、と主張。


 一方、内閣府は現行憲法が定まってから8年間の任期制限が始まるとしていました。
 8年の任期制限は現行憲法で条項が盛り込まれたことなので、過去に遡及しないということを考えれば、内閣府の主張もごもっともなのかなと。


 結局、憲法裁判所は内閣府の判断を是とし、2017年の現行憲法制定から起算して8年間、すなわち2025年までは首相にとどまることができるとしました。
 実際には2023年に下院議員選挙があるため、現時点での任期はそれまでだが、選挙後に首相候補として出馬することは可能。ただしその場合は2025年までが任期の終わりになる、、、と判断しました。


 タイに住む外国人としては、事の是非はともあれ、政治が安定するのは何よりではあります。