緊急放流による増水警報
パタヤの山側にあるマップラチャン調整池の水を緊急放流するという文書。
マップラチャン調整池はパタヤの山側8㎞にある人造湖で、カオマイキャウへの経路上にあるため、たまに鳥見に行く場所です。
文書によれば、10/9~10/11にかけて付近では176㎜の雨が降り、調整池の基準貯水量1660万立方メートルに対し1732万立方メートルの貯水量に達したため、1日当たり384万立方メートルの水を下流に放流するとのこと。
総貯水量に比べて放流量が多いような気がしますが、時間をずらして湖に水が集まってくるので、緊急放流したいということなのかと思います。
パタヤは海沿いの台地で、大きな河川がなく、マップラチャンの水も直接パタヤには向かわず、北のナクルアの街の方に向かいます。現地で見る限り、放流に耐えられるようなまともな河川ではなく、多分、河川沿いは冠水するのでしょうね、、、という感じです。
湿地や原野に水が溜まるのは良しとして、低い住宅地に水が押し寄せると大変ですし、道路も寸断される恐れもあります。
パタヤの街中に住んでいる者にとっては、近づかなければいいだけですが、河川付近に住まわれている方にとっては災難です。

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