タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ・マレー国境に14000人

 4月9日の時点で、タイマレーシア国境のマレーシア側に14000人のタイ人労働者が帰国のため待機しているとのこと。このうちマレーシアで発行された医療証明書を持つのは8000人。

 上記は空路でタイに帰国するタイ人の記事ですが、「All must have health certificates」とあるように医療証明書を所持している必要性があり、タイマレーシア国境の陸路越えでも同じものが要求されているようです。


 マレーシアのトムヤムクンのレストランで働くタイ人労働者(低賃金労働者)にとっては、30リンギットまたは約210バーツでの健康診断は高額な費用であり、健康診断書を取得したくないと思う者も少なからずいるということは理解できます。


 政府は、毎日最大300人のマレーシアからの帰還者がタイに再入国できると発表していますが、これは帰国者に空路経由度同様に14日間の検疫を政府管理のもとに実施する予定だからのようです。マレーシア国境は大きなものでも4か所ほどありますので、1か所当たり最大でも100人程度までとなる計算。


 14000人の希望者がいるということは、土日に考えずに最大帰国までの日数は1か月半くらい、その後2週間の留め置きが生じますから、最大2か月かからないと各々の自宅に帰れないことになります。


 タイマレーシア国境は川幅の狭い河川が国境線になっており、マレーシア側からスンガイコロック川を渡った94人を逮捕したとの発表があり、彼らはそれぞれ800バーツの罰金を課され、監視のために14日間地元の検疫施設に置かれました。
 費用対効果を見れば、国境沿いで2か月待って宿泊費を費やすより、わずか800バーツの罰金ならこれを選ぶのでは、、、
 万万が一、国境線を見つからずに越えられればなおさらと思うのも、ありがちなお話であります。