コロナ退散祈願
日本の仏教だと、Covid-19蔓延に対して、古くは疫病退散という感じで、護摩を焚いたり、仏に祈ったり、コロナ撃退お守りを売ったりとか、そういうのって、なんかごく普通にやっているんじゃないかと思うわけです。
下のTwitterは東大寺に各仏教宗派の方々が参集して、ともに祈ったとのこと。
日本の仏教を知る人間としては、ごく普通というか、仏教者ならこういうことをやるんだろうな、、、と思うわけです。
タイの仏教はどうなっているかというと、
①ほとんどの寺は閉門状態(参拝ができない)
②所により、朝の托鉢も遠慮
となっていて、少なくとも得られる情報の中で、コロナになった人の早期回復を祈祷するとか、タイからの病魔退散祈願みたいなことは、ゼロなわけです。
大乗小乗というのは、大乗側から見て、いわゆる小乗側が自分のためだけに仏教に帰依しているいうことを非難して「小乗」と揶揄したことから始まっており、タイでは小乗仏教とは言わず、上座仏教といっているところではあります。見ようによっては、娑婆がどうなっても、我関せずなんですよね。
タイっていう国は仏教国であり、生活に密着して、身近に僧侶とか寺院があるように見ていましたが、いま、仏教というか、寺院が全く機能していないということに、驚いています。
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