月面観望
ほぼほぼ満月なので、欠け際クレータを見ることはできないとわかりつつも、従前、カメラで月面を取るだけであったことをちょっと反省して、肉眼で見てみよう、、、そのセッティングを確認しようと、昼間の内から望遠鏡の調整。
午後7時過ぎ、暗くなった段階でさっくりと月の撮影。
その後、望遠鏡で眼視観測。
月面観測は欠け際のクレータを見るわけですが、ほぼ満月状態なのであまり見るところもなく、とりあえずみることができました、という結果だけ。
一晩明けて明け方、我がベランダの方に月が廻り込んできたので1枚。
月の撮影
今晩は手持ちで撮影、最初のうち揺れが激しかったので、壁に寄りかかって体を安定させたり、手すりにレンズを預けてちょっと揺れが収まったところで撮影。
月には南北があるので、原則北を上にして現像します。
目安は、この画面で中央下に見えるティコ・クレータをこの位置に合わせると、だいたい南北があっていることになります。
その後いったん引き上げ、昼間から調整していた望遠鏡を持ち出して眼視観測。
多少曇っていますが、月だと観望に支障ありません。
今晩は手動導入。
望遠鏡とファインダーの芯を合わせ、ファインダーに月を入れ、望遠鏡を覗くと月。
対象が明るいのでセッティング開始から10分弱。彗星などの導入に比べると非常に簡単。
この望遠鏡、広い面積を持った淡い星雲を広視野明るい望遠鏡で観測するよう最適化されていて、焦点距離が短く低倍率用。
昼間の内に望遠鏡内のレンズを取り除き、焦点距離をL280㎜からL400㎜に変更。これは倍率を稼ぐため。
合わせて45度天頂プリズムを装着。プリズムを入れると接眼鏡までの光路長が伸びるので、その分、繰出し長を短くする必要があり、部品を取り除くなどして調整に1時間を要したもの。
さらに2倍バローレンズを入れてL800㎜相当にし、5㎜接眼鏡で160倍の倍率で観望。
ほぼ満月なので、明るいところを見てもただ明るいだけコントラストがなく、わずかに残った欠け際を見ましたが、「見た」というだけですね。
午前5時過ぎの月。画面の上の方にしし座のレグルスとアルギエバが写っています。
それにしても、、です。ビーチの明るい照明。
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