タイ各地で頻発する身代金目的中国人誘拐
https://twitter.com/i/status/1638227340483518464
33歳中国人女性がパタヤで誘拐、夫のもとに暗号通貨での身代金要求があり、夫は身代金の一部を振り込んでいて、さらに追加するよう要求が続いているとのこと。
身代金の額は470万バーツ(100万元 約2000万円)。
女性は学校に子供を送った帰り道に誘拐されたようです。
犯人らは女性が運転するSUVに乗り込んできて、車もろとも女性を誘拐しました。
犯人と夫は微信(ウィーチャット)で頻繁に連絡を取っているとのこと。
写真は人気のない野原で発見された女性の車。
警察は、容疑者は中国人家族と何らかの接点を持つグループであるという見方をしているとのこと。
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中国との往来が開放されたのを機に、あちこちで身代金目的の中国人誘拐事件が頻発しています。
特に危ないのはビルマ国境地帯。もともと国境管理が甘い地域であり、ビルマ側から中国人マフィアがタイ側に越境、中国人富裕者を拉致してビルマ側に逃げ、身代金を要求するようです。
誘拐しても身代金を要求できなければ元も子もないわけで、犯人らは誘拐する対象の家族構成とか資産状況を知悉していなければならず、結局、中国人同胞間での事件。
タイ警察に対する不信もあるのか、また誘拐グループが殺人等を厭わないマフィアであることを承知しているためか、身代金を支払っているようです、、、無事に帰るかどうかは別ですが。
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一方こちらは中国人男女が誘拐された事件に関与したとされる4人の入国管理官(=警察官)が嫌疑が晴れるまで職務を停止されたとのこと。
いやはや、警察官までが、、、といいながら、本当にこれら4人が関与していたとすると、タイでよくあるのが逃亡。職務を離れただけで身柄は拘束されていないので。
役所としても捕まって役所の恥部が明らかになるより、犯人逃亡でうやむやになる方がよい?
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