タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

セシウム137 誤って溶鉱炉へ、、、続報

 セシウム137の密封容器が紛失した件


 火力発電所の煙突近くに設置されていたもので、発電所からの煙に含まれる微粒物質の量を検出するために使われていたもの。


 23年前に設置されたもので同種の容器は全部で10個あり、紛失が公表されたのは3/10、実際には2/23時点で無いことがわかっていたようです。
 ニュースではどうしてなくなったのか?持ち去られた(撤去された)のかは不明。


 容器一つに0.5mg程度が封入されていた模様、、、
 この辺り工業製品なのだから、すぐにわかるはずと思うのですが公式発表はありません。


 現地プラチンブリ県知事が指揮を執り、懸賞金を出してまで各方面探したようで、県内カビンブリ市のくず鉄工場に持ち込まれすでに溶解済みであると発表されました。
 この廃棄物処理の流れみたいなものも、正確に追えているかどうかは記者会見でもあやふや、、、現時点では「だろう」というレベルのようです。


 くず鉄工場の廃棄土からセシウム137が検出されたということで、当局としては他のくず鉄とともにこのくず鉄工場で密封容器は溶解されたと判断しているようです。
 セシウム137なんて滅諦にないものでしょうから、それでいいのでしょうが、なんとも自信なさげな発表内容ではあります。

 この写真では防護服に身を包んだ人になっています。
 、、、タイでよくあるイメージ図。報道操作っていうもの。

 現実に報道されている写真には、県の職員らしき人が半そでシャツで工場内の処々を放射能検出器で検査しています。


 工場内のくず鉄溶解時の廃棄土(廃棄スラグ?)からセシウム137が検出されたとのことですが、この工場から出荷された製品化されたくず鉄はどうなったのでしょう??


 ブラチンブリ県の農作物が売れず、賃貸住宅もキャンセル続出とのこと