鉄道トンネルに換気施設?
学生の頃に天文研究部に所属していましたが、2人ほど鉄道研究会と掛け持ちの先輩がいて、ちょうど、四国架橋とか四国新幹線、、、などということが話題になって、、、
その当時、四国は単線でかつ非電化。そこに新幹線ですから突拍子もないお話なのですが、四国は複線化と電化、選ぶとしたらどちらを先にすべきなのか?ということが議論になりました。
複線化だと線路がもう1セット必要です。でも駅での待合停車は無くなります。
電化だと車両が軽くなり、保線等は楽になります。機械的なことはよくわかりませんが、電気を受けてモーターが廻るだけの電車に比べると、車両のメンテナンスは面倒そうです。
電化だと、電力会社から電気を買うか、鉄道会社が発電所を作ることになります。
タイの国鉄は、ほぼ前世紀の遺物化しています。
バンコク近郊しか複線区間がなく、基本的に単線であり、かつ非電化。
タイ国鉄での電化はバンコク近郊の空港に向かう線くらいなものです。
この写真は、中国へ向かう高速鉄道の新しいトンネル。
換気ファンがあって、いったい何のため?
自動車じゃないのだから排気ガスは出ないだろう、、、と思いました。
よく見れば架線がなく非電化であることがわかり、ディーゼル車が通るので排気ガスが出るために換気ファンを付けているようです。
タイは電力が弱いからでしょうか?
この線は将来的にラオスを経由して中国の鉄道網と繋がりますが、ラオスなどとの調整があったのかもしれません、、、
この新設線路は在来線とは別線で、トンネル区間の場合、上下線2本のトンネルが掘られています。
タイの国鉄は「死に体」で、いずれにしても早晩、朽ちるだけなので、電気施設などの無駄な施設などない方がよい、、、とは思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。