オールインワン電視観望機 怒涛の値下げ
つい今月新発売されたオールインワン電視観望機。
これをテーブルの上に載せてボタンを押せば、自動的に望遠鏡の向いている方向などを感知、スマホで見たい天体を指示すればスマホにその天体の画像を表示するというもの。
私が電視観望を始めた頃、1セット50万円前後であり、一度に買う買い物としては高めであると感じました。
オールインワンで手間いらずではあるものの、倍率や口径が固定のため、ある程度の水準以上のものに変えることができず、グレードアップを図ろうとすると所持している機材を捨て去って買い替える必要があるという発展性のなさを嫌い、結局、望遠鏡、架台、三脚、天体カメラを各々買い揃えて電視観望をしているのが今現在の状況です。
それが今月の新製品では上記のように約40万円まで値下げされましたが、まだちょっと高く、かつ発展性がないので、今更買いたいとは思っていません。
つい先日、天体カメラでトップのZWO社がニュースリリースした電視観望機。
6/30までの先行予約販売で6万円台。
実はこれ、ほとんど機材の諸元が明らかになっておらず、かつ発表が唐突で、試供品等での製品レビューもなく「どんなもの???」状態。
それでも天文界隈には進んで人柱になる人もいて、SNSをみているかぎりちょっとしたフィーバーが起きています。
6/30までに幾らかでも実機が世間に出て、しかるべき人たちが使ってみたレポートが良ければ購入してもイイかな、、、と。
ただし冷静になって、現実的なことを考えれば、
・組み込まれている望遠鏡は当方所持の最低レベル
・天体カメラセンサーも最小サイズ(エントリーレベル、ただし小さいので倍率は大きい)
・当方は種々のフィルターを対象に応じて最適化して使用している
わけで、結局、ふたを開けてみれば、「なんだこんな程度にしか見えないのか」とがっかりしそうではあります。
仲間とワイワイ言いながら、キャンプでBBQしている横で自動的に動いている、、、という図なのでしょうね。一人でベランダで星を見ている人には向かない機種のようです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。