結婚式で僧侶とディスコ経営者が銃撃戦、2人とも死亡
まあタイではよくある三面記事的な内容ですけども。
目新しいことといえば、片方の当事者が仏僧だったということ。
タイ南部スラタニ県での結婚式披露宴でのこと。
参会者のディスコ経営者と僧侶が前々から仲が悪かったようで、どちらかが言うこともなく、「外へ出ろや、、、」
お互い駐車場まできて、お互いが隠し持っていた銃で撃ちあい、二人とも死亡。
そして駐車場にいた参会者の女性2名も足を撃たれて負傷したとのこと。
発射された弾丸は15発だったようです。
二人は同じグループに所属していて2年以上前に仲たがいしていたようです。
一方の僧侶ですが、麻薬と武器の密売事件に関与して刑務所で服役、出所後、「オンライン僧侶」となってフェイスブック上では10万人のフォロアーがいるとのこと。
タイにはサンガ法という仏僧を規制する法律があって、仏僧は基本的に寺院に属さねばなりません。寺院に属して正式に仏僧になることにより、納税とか徴兵の義務を逃れられるからで、国民の多くが仏僧になると国として成り立たないので、政府としても規制する必要があるわけです。
この「オンライン僧」が寺院に属する正規の僧侶なのか、僧侶を自称しているだけなのか不明ですが、ともあれ、仏僧と称する者が銃を携帯して街を歩いているというのがタイという国なのです。
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