600万円のスマート望遠鏡
「自宅に設置して全自動で鮮明な天体観測が可能なスマート望遠鏡」
この会社は最近怒涛の勢いで増殖中のスマート望遠鏡のパイオニアみたいな存在。
その会社が新規に売り出すのが45000米ドルのスマート望遠鏡。
従前の製品が50万円程度だったものが、これは600万円。
総高2.1m、重量75㎏、望遠鏡口径は15㎝級。
鏡筒は強度が高く温度耐性のある超々ジュラルミン合金
ソニーのフルフレームセンサー「IMX455」を搭載、6100万画素の写真を撮影可能。
同社の従来機種は210~640万画素なので高解像度が期待できます。
別の記事を参照すると、主鏡筒は3枚玉アポクロマートとのこと。
15㎝のアポだと業界の雄TAKAHASHI製で税込み150万円くらい。
IMX455を使用したカメラは60万円くらいで売られているようです。
15㎝の鏡筒を支える架台だと赤道儀でも40万円くらい?
あとは超々ジュラルミンが幾らかは?
望遠鏡を自動制御する技術、ピントを自動調整する機械・技術などは開発済みなので、これらをアセンブリして果たして600万円が妥当な数字なのかな?
多分後続会社が半額くらいの値段で市場に出てきそうではあります。
あくまでも暗い空で、時間をかけて写真を撮ればという条件付きではありますが、下記の記事には見事な写真が掲載されています。
こういったスマート望遠鏡の購入に二の足を踏むのは、
・拡張性がない
・不具合が出たときはどうなるの?
ということ。
でもまあ、数年後、スマート望遠鏡で星を見ていたりして、、、
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