下院議席総数500の内、
　前進党が150
　プアタイ党が144
　ブリラム地方政党が68

　前進党は「不敬罪の廃止」という現時点でのタイで許されるギリギリの国体変革を目指している政党､､､王政廃止などは不敬罪の対象となるため。
　党首がTV会社株を所有しており、議員資格に反するとして失格になる可能性もあり。

　プアタイ党は王政維持、大麻反対など。旧タクシン首相派の政党で党首はタクシン元首相の娘。タクシン元首相は海外亡命中ですが、恩赦みたいな形で戻って来て、政治に関与するのか､､､それにしても下馬評では圧倒的優勢であったはずなので、求心力的なものがまだあるのかは???

　ブリラム地方政党は､､､正式名称は知りません、ただ党首は現政権の保健大臣で地元産大麻のため大麻解禁を実現させた人。

　現政権で承認された上院議員250名の票が首相選挙ではどこかの党に上乗せされるので、私の勝手な予想としては、プアタイかブリラム地方政党あたりが軸となって、上記票に乗っていない150票くらいの弱小政党が集散して首相首班、組閣がなされると思われます､､､

　バンコクは1議席を除いて前進党。パタヤのあるチョンブリも前進党。
　前進党はタイ中部と東部が主だった票田であったようです。