タイ南部ナラティワート県スンガイコロク警察署､､､マレーシアとの国境の街です。
　警察署次長が、所属警察官に対して上着を脱いで炎天下で整列しろと指示。
　背中が日に焼け水泡が出来、嘔吐、倒れる職員も。
　警察相手なのでSNSで告発。

　警察署次長の弁として、警察署内で書類の作成を部下に指示したが、担当者不在で書類も出来ておらず、連帯責任として炎天下で1時間に渡り立たされた､､､ここまでは事実のようです。

　メディアの取材で署長は、「適正基準に則った懲罰であり、体調不良者が出た事実はない」と回答。
　合わせて、
・体罰的なことは行われていない
・失神して入院が必要になったという噂は真実ではない
・体調の悪い者は座ることを許可され少し休んだ後、列に戻った。
・当日の懲罰は警察官が職務を怠ったことによるもので規則違反に対するもの。
・これは内部懲戒処分の問題であり、職員に対して繰り返し警告と注意を行っていた。
・課された懲罰は、職務に対する一貫した標準的な職務を確保するためのもの。
・今回の懲戒処分には、警察の規定を超える過剰な措置は含まれていない。

　小学校じゃあるまいし、連帯責任で庭に炎天下、1時間起立させたままにする､､､

　奇異な感じを受けるのは、こういった連帯責任での懲罰が当たり前のように行われていて、警察の説明でもそれがおかしなことと認識されていないこと。

　そしてこういうことが外に出始めているのも、民主勢力が選挙で多数を占めるようになり、内部告発しやすくなったというのとなのでしょうかね。