望遠鏡心臓部の稼動
実は一昨晩、月を撮影しようとして5月一時帰国した時に購入した冷却カメラの使い初めをしようと望遠鏡にセット、、、でもそこで手が止まりました。
「電源コードがない」
今まで望遠鏡の架台は乾電池駆動の経緯台で、DC12V-3Aの電源コードは冷却カメラの電源用に使っていました。引き続き、北側ロビーで使用している赤道儀は乾電池駆動なのですが、自宅ベランダで使用している赤道儀はDC12V-3Aの電源駆動で、結局、1本しかない電源コードで赤道儀と天体カメラを動かさなければならないことに,,,
昨年5月の帰国の際、天体観測の司令塔、あるいは心臓部とも呼べるミニコン兼配電盤を購入しており、実は使いもせず店晒しでした。
電源コードを新規に一本買えばいいだけなのですが、機材も多種揃ったことだしシステマチックに望遠鏡を動かすために、ミニコン=ASIAIR Plusを動かそうかということに。
ASIAIR Plusは手前側黒いファインダの奥にあるタバコの箱サイズの赤い箱です。
いかにも頭の悪い人が配線したという感じになっていますが、これはあくまでも稼働するかどうかを確認するためのもので、無事に動くことが確認出来たら結線するなどして、もうちょっとキッチリしますので。
① AC電源から電源の供給を受けて、最大4つの機械に配電する
② 赤道儀のアライメント調整、導入追尾天体をタブレット上で指示
③ オートガイド(奥上の短い鏡筒)の画像から赤道儀のズレを感知、赤道儀に調整指示
④ 主鏡筒のカメラをコントロールし、画像をタブレットに送る
、、、、
その他、フィルタ自動交換やピント自動調整などの機能もありますがこれらは今後。
ちょっと戸惑ったのは、配電盤には4つの配電口があるのに、配電可能を示す赤ランプが一つしか点いていないこと。ここから赤道儀へ給電できても、二つ目三つ目から天体カメラに配電できません、、、
タブレットに表示されたアプリの画面を見ると、電源コントロールパネルがあり、2つ目3つ目のボタンをスライドすると画面上で緑になり、無事に赤ランプが点いて赤道儀と天体カメラへ同時に配電できることになりました。
現時点では鏡筒側にASIAIR Plusを載せていますが、赤道儀の横にも付けられる形であり、望遠鏡の付け替えは頻繁にありそうなので、赤道儀の横に付け替えようと思っています
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