ピントの合わせ方
今朝未明、空を見ると正面のいて座が見えて(しか見えず)、iPadの星図画面にあったNunkiにGoto。
Nunki ヌンキはいて座のシグマ星、ギリギリ3等級(もうちょっとで2等級)という星
余命は5000万年ほど。太陽質量の7倍ほどの重い星なので寿命が短いようです。
名前の由来はシュメールの石板に書かれていたバビロニアの神の名前だとか、、、
このところ何度かチャレンジして、昨晩やっとフォーカス画面でピントを合わせることができるようになりました。
まずはプレビュー画面でヌンキが画面中央にあることを確認します。
Gotoヌンキで自動導入しているのでほぼ画面中にあるハズ。
その後、フォーカス画面に移動。この段階で画面全体が3倍ほどに拡大され、ピントが合わせやすくなります、、、今まではこの拡大された画面で、微恒星が写るようにピント調整していました。
画面に現れる緑色の枠をヌンキの上に移動させます。
そして画面左側に縦に並んでいるボタンでZoomを押します。
上の画像はフォーカス画面が作動して、ヌンキのピント度合いを計算している画面。
3.24という数字がありますが、これが小さければ小さいほどよいようです。
画面には「Star Size, The lower value is better」とあります。
この時点で1秒更新で自動で画面が切り替わるようになっていて、望遠鏡のピントを動かすとこの数字が上下します。
画面下側の4420という数字は「Peak, The higher value is better」とあります。
望遠鏡のピントは大気の揺らぎ等で激しく動きます。なるべく安定してこの値が大きくなる位置がピントのPeakと判定しているようです。
これは望遠鏡制御コンピュータASIAIRの機能の一つですが、まだまだ使いきれていない機能があり、毎度毎度勉強中です。
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