Phuは「山」、Hinは「岩」。国立公園です。
　パタヤから540㎞、自動車で7時間半の行程です。
　以前、国立公園事務所のSNSで、「星がきれいだ」という広報資料が流れたことがあり、Googleマップで見る限り、眺望はよいようです。

　ピサヌローク県とルーイ県、ちょっとズレたところにペチャブーン県の県境が接していて、周辺は国立公園として保全され、星見のために宿泊しようとすると、公園内のキャンプ場くらいかな､､､と思われます。

　これは以下に示す宿泊施設が多数ある場所の光害マップです。
　SQM（SKY QUALITY METER）の値が21.96なので、日本だと東北地方の人跡未踏の場所で初めて可能な空の暗さです。　

　これは山からちょっと下ったところにあるペチャブーン県プータッププークの宿泊施設を示しています。
　赤いポチポチがすべて宿泊施設ですがピンキリで、どちらかというとキリ＝劣悪なところが多いような感じです。

　値段表記があるものはごくわずかで、ほとんどが赤丸のみの表示。
　赤丸はagoda、bookingcom等と連携していないという意味になります

　中身を見ると宿泊施設ではありながら、電話番号がある程度で、旅行サイトでの予約はできないので満空や1泊の料金を確認できません。　

　眺望しか売り物がないため、傾斜地に道を付け、張り付くように建てています。
　これはこれで、私的には可なのですが、建物が隣り合っているため、隣の光が気になるところです。

　これは上記の廉価版。
　同じように崖に張り付いて建てていますが、建物はなくテントが張ってあるもの。
　週末の1泊だけならこういう場所でも可ですが、連泊しようとすると体に応えそうです。

　また作りが簡素で、望遠鏡を設置しても、振動するのではないかと危惧。

　これはちょっと高級なテントです。
　電気はあっても水道はなさそうですね。､､､トイレはあるのだろうか？

　ここは建物の上に展望施設が付いたもの。
　こういうのもアリはアリだと思いますが、上に照明施設が付いているので、天体観望は出来なさそうです。