マーラーはいいか、、、
グスタフ・マーラー。
現チェコに生まれた指揮者兼作曲家で、生没年1860年~1911年。
指揮者としてはウイーンフィルの常任指揮者などを歴任しているので当代一流の指揮者だったのでしょうね。
私自身、食わず嫌いというか、近代ヨーロッパの作曲家としてはワーグナーとブルックナーくらいまでが一生懸命に聞いていた作曲家で大きく言えば19世紀までの音楽を中心に聴いていました。
これにはいろいろ理由があって、最も大きなものは指揮者としてフルトヴェングラーのレコード録音のみを聴いていて、フルトヴェングラーにマーラーの演奏作品がないためというもの。
なぜフルトヴェングラーにマーラー作品がないかは不明です。同時代のリヒャルトストラウスなど当時としては現代音楽も積極的に演奏していましたので、、、
ともあれマーラーを意識して聴いたことは今までありませんでした。
日本だと小澤征爾とか、大阪フィルの朝比奈隆などマーラーを演奏する指揮者もいたわけですが、私自身、小澤が嫌いだったからかもしれません。
何の気なしに視聴した冒頭の「生涯と名曲 マーラー 交響曲の大家 稀代の名指揮者」というYoutube動画。
交響曲だと第1番から最後の第10番まで、その有名な旋律が紹介されていました。
率直な感想は「聴いたことあるな」「まあいいじゃない」というもの。
ということでマーラーの一番の傑作と言われている交響曲第5番を聴いてみました。
通しで聴くと「飽きます」。
多分時代なのだと思いますが、金管楽器が多用され、勢いというか華やかさはあるのでしょうが、20世紀初頭の時代の音楽のような気がします。私の波長に合わない。
同じ20世紀の作品でもストラビンスキーはたまに聴くのですけどね。
同時代のチェコの作曲家にドボルザークがいますが、私の守備範囲としてはここまでのような気がします。
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