タイ全土で大気汚染悪化
11月になってタイの観光シーズンになりました。
タイは気候がいいからぜひ旅行を、、、とツアー会社は言いますが、寒季=大気汚染の季節でタイ全土で大気汚染が悪化しています。
短期の旅行客は「あれ、ちょっと曇り空かな」と思う程度かもしれませんが、野焼きの煙で覆われているだけ、この時期のタイ旅行、健康に良くありません。
タイ、特にタイ北部でPM2.5の値が劣悪になっているという報道。
原因は寒季=農閑期で田んぼの整備時期で、タイ各地で野焼きが盛んに行われていることから、煙が充満しているということ。
タイのあるインドシナ半島では、カンボジア、ラオス、ビルマと微妙に時期がズレて野焼きが行われます。煙に国境はないので隣国からも煙がやってきます。
今から2月頃まで、野焼きによるスモッグの報道が絶えません。
写真はバンコク都知事。
バンコク自体、都会ですので野焼きはありませんが、古い未整備な車両が多く走行しているため、排気ガスによる大気汚染は深刻。
排気ガスの基準も緩やかなようで、法改正を望むとしています
合わせて、バンコクの周辺部には広大な田園地帯が広がっており、当然そこでも稲わら等の野焼きが盛んに行われます。
幸いパタヤの周辺は土地がやせていてかつ河川がないために水稲栽培はされていませんが、チョンブリ県でもバンコク方面は田んぼが広がり、そういった場所での野焼きの規制が望まれるところ。
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