タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

パブ・バー、WSはどうなる?

 毎日行われているCovid-19状況管理センターの状況報告。
 一旦、広報官から説明があって、その後、記者から質問があり答えるコーナーがあります。


 その発言要旨を速記風に取りまとめてくれている人がいます。5/19の会議の場での政府広報官の発言が以下のようにTwitterに出ていました。

 記者からの「パブやバーは第4次緩和に含まれるか?」という質問がありました。


 5/17に、第2次緩和が実施されましたが、緩和策は14日ごと状況を判断して決定していくという当初の首相からの発言があり、基本線、これに従うのだろうとの前提があり、記者さんは、次回の緩和(5/31頃を想定)には間に合わないかもしれないが、その次の第4次の緩和(6/14頃を想定)には再開されるのか?という質問であります。


 これに対して、広報官(医学博士)は、「このグループは赤グループに属します、すなわちハイリスクなグループです。そして生活にある程度必要です。韓国の事例から種々のことを考えさせられます。過去、ここで公表する感染者数値を減らすことができたであろうと。」と、まず答えています。


 赤グループというのは、非常事態宣言で一斉に閉鎖した各施設を白・緑・黄・赤に分別し、リスクと必要性について整理したもので、具体的な施設名は関係者それぞれの思惑があって、明示的ではありませんが、広報官はパブやバーは「赤」に属すると明言しています。すなわち、再開は各施設の中でも最後の方だろう、、、と述べています。少なくとも、韓国のパブと同じような店の状況でのパブやバーの再開はなさそうです。
6月初旬の緩和に向けて - タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ


 そして、広報官は以下のように続けます。「タイはここ3週間ほど、すでに感染者数は一桁になっています。ですから人々は一致協力してこの一桁状態を長く続けて欲しいです。かつてのように事業や活動を再開させることができるでしょうが、マスクをしたりスペースを確保するなど新しい配慮が必要です。」


 上記の訳、接続詞がどうなっているか不明で、なるべく意訳せずに記載しています。これを前向きにパブやバーは再開できると取るか、「再開、再開と言ってもCovid-19対策がしっかりできるのですか?」と、安易に再開を考えるべきではないと取るべきなのか?


 最後、広報官は次のように述べています。「一方で、感染を防止できる革新的な手法があるのであれば、ぜひ政府がガイドラインを作成するために提供してほしい」と付け加えています。


 個人的な感覚ですが、現状、レストランでは透明板でテーブルを仕切って、食事をしています。これが「食べる時にもマスクをした状態」であるわけで、仮にパブやバーが再開されたとして、最低限、この程度は必要になるわけです。仕切りが嫌であれば、隣と会話ができないくらい席が離れることになります。


 仮に第4次緩和でバーが再開されたとして、今までの形態でのバーの営業は不可能で、多くの制限下で、再開されると考えるべきだと思います。


 接客は許されず、友人との会話もなく一人寂しくビールや酒を飲む、というのが現状で許される最も楽観的なパブやバーの風景です。となると、パタヤ名物のビアバーも、しばらくの間は、成立不能でしょうね。


 パタヤと言えばウォーキングストリートですが、観光客相手のこのような施設も、少なくともオフシーズン(現在~10月)での再開はないと思います。


 踊り子と観客の間は透明板で仕切られている。踊り子の間隔は2m以上離れマスク着用。客の相互間隔は前後左右1.5~2m程度確保する。自由な移動は許されない。一店舗内の客の人数は管理され入れ替え制?、、、って、店として成立しますか?

 上記はBig-Cのフードコートです。ゴーゴーバーの客席がこんな感じの間隔になるわけです。


 最後に付け加えると、タイ人が利用するパブやバーは「生活にある程度必要」で赤グループかもしれませんが、ウォーキングストリートみたいな観光客相手の施設がそもそも「赤」なのか、ということも考えないといけません。博打がメインのボクシング場や闘鶏場は「赤」にも入っていない可能性があり、Covid-19が世界的に収束するまで、再開は難しいかもしれません。


 冷静に考えれば、普段からオフシーズンは客が少ないわけで、無理して再開し感染クラスタ―になって以後全滅というよりは、世界的なCovid-19のある程度の収束を待って、再開できるかどうかというのが、正常な肌感覚だと思います。