タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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6月初旬の緩和に向けて

 タイではいったんほぼすべての商業施設娯楽施設をストップさせ、その後、Covid-19の感染状況と国民の対応状況を見ながら、前回5/3に第1次緩和、次回5/17の第2次緩和を行っています。


 第1次緩和前の4月下旬、各施設を白、緑、黄、赤の4つに分けて、順次、Covid-19の感染リスクが低く国民生活に必須の施設から再開していくという方針が打ち出され、14日ごとに再開施設の状況を確認し、Covid-19感染を評価して、再開方針を見直していくとも。

 前回は第1グループ「白」が再開されましたが、白の特徴として「感染リスクが低く生活経済社会に与える影響が大きなもの」ということでした。
 次回は第2グループ「緑」が再開される予定ですが、「感染リスクは中程度で、生活に必須な分野で経済社会に与える影響が大きなもの」です。


 タイ国内で感染が落ち着けば、14日後の6月初旬に第3次緩和が行われるものと思いますが、これは第3グループ「黄」で「感染リスクは中~高、生活に必須な分野ではあるが経済社会に与える影響は中間レベルである」ものと思われます。


 ちなみに第4グループ「赤」も「感染リスクは中~高、生活に必須な分野ではあるが経済社会に与える影響は中間レベルである」という全く同様の文言になっています。
 つまり、このグループ分けは為政者側が恣意的にあるいは状況に合わせて、自由自在に組み替えられるということを意味しています。


 ただし、いいように解釈すると、Covid-19の感染状況はタイにおいて望外に改善が進んでおり、当初「黄」と設定していても、「緑」の枠組みに入れて施設再開を前倒しすることも可能となります。

 上記は比較的当初、タイのメディアが考えていた各施設の色分けです。
「白」 日常生活に必要最低限のもの、屋台など。
「緑」 一般の店、公共の場、屋外、運動など
「黄」 生鮮市場、理髪店、デンタルクリニック
  デパート、コミュニティモール、美容クリニック、、バドミントンコート、プール
「赤」 ゲームショップ、インターネットカフェ、映画館、劇場、マッサージショップ、展示センター、コンベンションセンター、大規模な宴会場、塾、カラオケバー、ボクシングスタジアム、エアコン完備のスタジアム


 前回5/3の第1弾では「白」だけではなく、「緑」と「黄」の緑字で書いた部分まで施設再開されています。次回5/17の第2弾では、当初「黄」だった部分がほぼすべて再開されることになります。施設に対して再評価して、緑→白、黄→緑と再開を前倒ししていることが分かります。


 順当に行けば、次回は一番最初の「黄」の分野の施設が再開されるわけですが、下の図ではもう「黄」は残っていないので、
+ 部分開放したジム(エアロビ、トレッドミルは不可)とか、美容クリニック(フェイシャルは不可)などで、部分開放を全部開放にする
+ 「赤」に割り振っていたものを「黄」に格上げして再開する
 が考えられます。


 しかし、すべての「赤」を「黄」にすることは、いったん決めた工程を変えることになるので、「赤」の枠と赤業種のいくつかは、残しておくのだと思います、、、どれが最後まで残るのでしょうか?