新たな世界遺産「シーテープ」 整備途上
昨年、新たに世界遺産に指定された中部タイのシーテープ遺跡。
1日9000人の観光客が来る日もあったというが、対応できていないとのこと
思うに、この写真に集約されていると思いますが、観光客二人にガイド一人。
本来のシーテープはこうゆう状況なんです。
そういう場所に、「世界遺産に指定されたシーテープというものがあるらしいので行ってみようか」とタイ人が集まれば、現地はパンクします。
記事によれば公園維持費は年間5000万円、ツアーガイドは9人のみ、トイレとか休憩所を整備するのが急務とのこと。
これは公園内の整備が大量の観光客に追いついていないという内容ですが、実際にはバンコクからの日帰りは厳しい距離なので宿泊施設がないとダメなのですが、これも公園近傍には皆無。
私がここに立寄った時は、国道際のリゾート、日本風に言えばモーテルに泊まりましたが、それでもトータル2-3軒という感じです。
そもそもこの遺跡、誰がいつ作ったか不明です。
タイの場合、ビルマ系、カンボジア系、中国系の民族が入り乱れてこういった石造遺産をタイに作っていますが、この遺跡、どの民族が作ったかも不明。
ですから歴史的物語を語れないんですよね、、、
タイのことなので、その後周辺に住み着いたタイ民族が、古い祠に仏像とかを備えて、仏教寺院のように作り変えてしまったものがほとんどで、歴史的妙味も少ないですね。
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