現在、タイの航空便の発着は貨物便などを除いて原則、認めておらず、唯一、海外に滞在しているタイ人が特別に仕立てられた便でタイに戻ってきているだけです。

　オーストラリアからも大使館に登録された290名のタイ人をタイに帰国させるため、タイ航空便が設定されたそうですが、その復路、211名のオーストラリア人を乗せてブリスベン/メルボルンに飛ぶそうです。

　タイには帰国便がないまま滞留しているロシア人が2万人いるなど、滞留外国人の話題はよく出ますが、それらを送り返す便については数えるほどしか話題に上りません。

　タイ政府が調整してこのような便を設定するなどの労を取ることはしないはずで、それぞれの国の大使館が自国民の安全の観点から行うべきなのでしょうが、日本の場合はどうなんでしょう､､､。

　便がなくて帰れない日本人がどれだけいるか､､､なども情報としては出てきません。

　もしかしたら、日本大使館としての整理として、タイが鎖国する間際、多くの日本向け航空便があり、これに乗らずにタイに残った人間は、自らが選んで残ったのだから、今更帰りたいと泣きつかれてもそれは自己責任だ､､､と主張するのでしょうか？