タイ国内の映画館は6/1に施設閉鎖を解かれましたが、バンコクのパラゴンシネプレックス（映画館）は、6月7-9日に一時閉鎖されるとのこと。

　形としては大家のサイアムパラゴンがテナントのパラゴンシネプレックスに閉鎖を指示したことになっています。

　事の発端は上掲写真にあるように、人気男性タレント2人のイベントを実施したところ、大勢の若者が押し寄せ、写真で見る通りの感染防止配慮を怠ったということ。

　サイアムパラゴンは、
・テナントを指揮監督する責任がある
・政府のガイドラインを完全遵守し、顧客の安全を最大限確保する
とのこと。

　祝日にバンセーンビーチに大挙人が押し寄せ、即日閉鎖、SNSに出回った写真を見て、首相が激怒した､､､ということを投稿しました。
　大強奪者はバンセーンビーチの写真に不快感 - タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

　このイベントを企画した人は学ばない､､､というか、サイアムパラゴンとしてリスク管理ができていないな、と思います。また、「処分」を行うまでに。大家のサイアムパラゴンには、警察/行政から相当なプレッシャーかかったのではないかとも、推察されます。

　現状、ここまでのものは少ないでしょが、SNSでは多くの不適切な事例が投稿されています。誰しも開放感から、イベントがあれば、それをSNSでどんどん拡散しますから、官憲の眼に触れないはずはありません。
　どれをピックアップして一罰百戒するかは、為政者側の判断に任されているわけです。

　ただし、だからといって自粛モードに逆戻りするというのは正確ではなく、もともと現在は、ガイドラインを守って行動する自粛期間中であるのだ、ということに気づかなければならないのでしょうね。