タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

「年内」、もはや、無し


 タイの外国人観光客に対する門戸開放時期についてのシナリオについて、記事によれば、下記の3つを想定しています。
①最も楽観的なシナリオ 21年初に開放
②中間的なシナリオ   21年3/四半期(欧州の学校の休暇の時期)に開放
③最悪のシナリオ    21年4/四半期まで外国人に開放されない


 実は、タイが感染者を順次減らしていた時期、、、5月ごろのお話では、
  11月の旅行ハイシーズンには外国人が戻ってくるだろう、、、
  コロナを撲滅した中国人観光客は9月ごろには戻ってくる
 などというタイ観光産業にとっては楽観的な見通しがまかり通っていました。


 このころは日本はCOVID19の優等生でもありましたし、少なくとも11月ころにはという目論見はつい最近まで残っていましたが、上記の記事では、TAT(Tourism Authority of Thailand)の想定が述べられていますが、「年内に」というシナリオは形すらありません。


 記事を読む限り、科学的な裏付けが特にあるわけではなく、単に来年2021年を3つに分けたら観光客数は〇万人になりますというだけなので、だから何?と言われかねませんが、少なくとも当局者から、「年内の門戸開放はなさそうだ」というニュアンスが伝わったことは、現実にそぐわない計画を立てずに済むので、ある面前向きな情報かなと、思います。


 一つ議論が残るのは、観光客を受け入れるとして、その時点では現行の「14日検疫」は廃止されていると思われます。では、「14日検疫あり」で外国人観光客を受け入れる場合があるのか?それはいつからか?ということ。
 小生たちのような1年ビザでタイに滞在しているものにとって、「14日検疫あり」でもいいから、「日本への一時帰国+タイへの再入国」を考えている人も多いはずなので。 


 現時点でのタイの難しさは、With コロナではなくて、表面上、Withoutコロナになってしまっているので、「感染リスクがある人たちを受け入れるべきでない」という意識が、国民の間に広がってしまっていて、開国というか門戸開放というか、そのハードルが非常に高くなってしまったこと、、、ひとえに、タイ人の頑張りが生み出したものなんですけどね。