食品医薬品局推奨、野菜の洗い方
前にベトナムにいた時、日本料理屋の主人曰く、とにかく、葉物野菜は流水に浸ける、、、云々。
タイに来て、ちょっと安心していましたけど、タイ保健省に属する組織が上記のようなリーフレットを頒布しました。まあ、率先して、自分の国の農産物をけなすことはなさそうですから、よっぽど、懸念しているのでしょうね。
表題は「清潔で安全な野菜の洗い方」
① 水道水に15分間浸して野菜を洗うと、残留物を7〜33%減らせます。
② 水道水を流しながら野菜を数回洗うと、残留物を54〜63%減らせます。
③ 果物の皮をむくか外側の野菜の葉をはがし、水道水に5〜10分間浸し、水道水ですすぐと、残留物を27〜72%削減できます。
④ 13杯のベーキングパウダーを20リットル(温水)の水と混ぜ、野菜を15分間浸してから、水道水ですすぐと、残留物を80〜95%減らせます。
⑤ 大さじ1杯の塩を4リットルの水道水と混合し、野菜を10分間浸したしてから、水道水ですすぐと、残留物を27〜30%減らせます。
⑥ 1杯の酢を4リットルの水道水と混合し、野菜を10分間浸し、水道水ですすぐと、残留物を29〜38%減らせます。
上記を読むと、
++ 一番上の葉っぱや皮に、残留農薬等が高濃度で残っている。
++ 表面の葉や皮を剥いて、流水に浸ければ、それなりに残留物は流し落とせる
++ 重曹(ベーキングパウダー)でシュワシュワと二酸化炭素の泡で表面を洗い落とせば、効果はある。
++ 酢や塩水では残留物は落とせない。
上記の最高の手法を行っても、20%~5%程度の残留物は野菜に残る。
さて、上記を読んで、『タイで生野菜を食べたいと思う人は何人いますか?』
自衛措置として、ジャガイモ大根等は皮を厚めに剥く。キャベツは表面から3枚くらいは向いて、表皮は捨てる、、、、などの自衛策しかなさそうですね。
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