タイ国内旅行 21 アユタヤ県行 ⑨
運河に点々とある100年市場に架かる橋。
手前側は船溜まりになっています。
橋の形式は、中央径間は方杖で支えられています。
さらにその方杖が橋脚を外側に押し出しますので、側径間は2重橋形式になっていて、押し込み力に対応しています。
橋名っぽく書いてあり、上段に「100年木橋」。下段は地名が書いてあります。
上下2段のタイ語がありますが、
上段:นรการผดุง橋。いろいろな訳が考えられますが、行動様式の「規範」とでも訳し、規範橋?
下段:ポーソー2437。ポーソーは仏暦のことで、西暦1894年、明治30年。
今の橋は何代目かの橋のようですが、橋の形式はあまり変わっていないようです。
タイ語を読むと、「古くからの木橋、5 地震」とあり、5回、地震を受けたということなのか、5回の地震のたびに補修補強されたと読むのか?
立派な路面です。
個人的にいうと、左右の滑り止めはない方が歩きやすいです。
いずれにしても、きれいに維持管理されているようです。
人によるのでしょうが、急な階段があると手すりに頼ります。
左端、柱の上端がささくれ立っています。木って、こういう所から腐っていきます。
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