タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

自分も前はそうだった、、、

 大手スーパーマーケットも街の八百屋さんも、肉や野菜は量り売りです。
 もちろん、パック入りを主体として販売しているところもあり、またパック入りと量り売り双方で販売しているところもあります。概してバンコクの都心部などはパック売り主体、小生などが利用する格安スーパーだと量り売り主体となります。


 上の写真、肉の量り売りで、計量を依頼するコーナーです。
 水色はベルトコンベアになっていて、右端に載せると、順次左手前側に移動し、商品ボタンを押して計量器に載せると価格ラベルが打ち出され、それを貼られて左側で待つ客に渡されます。


 左端の赤い服を着て、前掛けを付けたスタッフがいま行っていることは、ビニール袋の口を閉じているところです。小生の前の客が10袋ぐらいをコンベアに載せましたが、すべて口が開いたままだったので、スタッフはいちいち袋を閉じて、計量器に載せ、、、という作業になり、計量が滞り気味。結局、別のスタッフがカウンターに入って、「袋とじ係」になり、作業スピードが速くなりました。


 小生はもちろん、自分で袋を閉じてベルコンの上に載せます、、、


 これが野菜だともっと大変です。例えば野菜は1個単位で販売されていますが、カボチャ1個やジャガイモ5個を、そのままベルコンに載せる人がいます。スタッフにはカボチャやジャガイモをビニール袋に入れ袋の口を閉じ、、、という作業が加わります。


 化粧っ気の薄い、田舎からのぽっと出の人、という客がほとんどです。


 そういった「流儀を理解しない」人だけではなく、自分の袋を前からおかれている袋を何個も飛ばして、ずっと奥に置く人もいます。


 タイ人は概して、そういう風景に寛容です。
 一説に、「自分も初めはそうだったな、、、自分はもう都会人になったのでそんなことはしなくなったなあ、、、」と、田舎から出てきたばかりの人に一種憐れみ、かつ優越感を感じているのだとも。