タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

野鶏にしても鳩にしても

 家禽としての鶏の原種である野鶏は、英名でRed Jungle Fowl(ジャングルにいる赤い大きな鳥)で、下の2枚の写真とも同一種とされています。

 こちらの方が原種に近いようで、鳥類図鑑にはこれが記載されています。

 初心者が見れば、随分と違うけどなとは思いますが、独立の種としては認められていません。
 

 タイの鳥類保護協会のデータだと、タイには28種類のハトがいるとされています。羽の色が違ったり、嘴の形が変わったりと、初心者でも違いが判るという感じです。

 しかし、手元にある鳥類図鑑だと、Rock dove (カワラバト)は各種羽の色が列挙されていますが、どれもカワラバトという種類になります。このカワラバトは上記の鳥類保護協会のデータでも、一番代表的な左のハトの写真が入っているだけで、例えば、5番と6番は全く色が違っていますが、同じカワラバトに分類されます。

 他方、上記はムシクイという鳥の一覧ですが、タイ南部or北部という生息域の違い、ちょっとした大きさの違い、羽に入っている「サシ」の本数/位置などで分類をしています。パッと見た感じ、どれも同じですが、よく見れば微妙に違ってはいます。


 結果で言えば、ニワトリもハトも、家禽として飼われている(いた)中で、改良が続けられてきた動物なので、仮にジャングルに生息していたとしても、遠い昔、人間の手によって、肉がつきやすいように改良されたものの子孫である、、、とされていて、最も原種と思われるものを1種類選定し、あとは変異したものという解釈なんですかね。


 普段はあまり意識していませんが、2枚目の写真など、図鑑の野鶏とはずいぶん違うので、撮影できた時には興奮したものです…


 鳥類図鑑というよりは、野鳥図鑑なんでしょうね、、、。