タイ国内旅行10 チェンマイ/ラムプーン/ランパーン⑭
ター・シン橋
2005年の写真を見ると、橋が作り掛けで、壁は吹き抜け、モールの外側にあるはずのバイク道はコンクリートの横梁があるだけの状態なので、できて15年程度の橋、でも古びた感じがあるのはタイだから?
橋の向かい側は旧城郭の外周道路で通りを渡ると町第一のハリプンチャイ寺院であることから、観光政策の一環として商店を配したカバードブリッジができたのかも。ただし、橋の名前に付く「ター」は川の渡し場に着く名前であり、その昔は寺の参道に続く渡船場があり、周辺に商店が立ち並んでいた中、外周道路を拡張する際に渡船を廃止して、立ち退きの商店を橋の上に載せたのかもと、いろいろと建設理由が推察されます。
橋としては一般的な橋ですが、日本的な目で見て気になるのは、水量の多い割と流速がある川にしては基準径間長のような設定が無いようで、また橋脚も棒杭を立て並べたようなもので、洪水時に流木とかが引っかかって塞き上げして洪水を助長するのではないかと危惧。
カバードブリッジ ター・シン橋。左側が城外、右側が城内
橋上写真。幅2m弱のバイク道が付いています
建物内部。両側とも細かく仕切られ商店が入っています
ラムプーンの地図
クワン川に面して、昔の月形湖を利用したのか、堀が街を取り囲んでいます。ワットプラタートハリプンチャイ、ハリプンチャイ王国寺院の参道の突き当りにター・シン橋が架設されています。
ちなみに、タイの地方都市では、各地の豪族が川の税金を取るためか、川沿いに都が建設され、防御のために水堀で防御しています。周りは密林だったのでしょうから、当時は川が主要交通路であったのでしょう。
2005年の写真。バイク道はまだ作られていません
ランプ―ン市内外周道路の中分は色鮮やかな紙飾りで飾られていました。
紙飾りの祭りなのかなと思い、タイ語を訳したところ、
「世界で唯一ラムプーン市宝くじ」。9月10-13日に実施されるようです。
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